◆50期を迎え、次世代へ継ぐ_伝承者達の未来へのインタビュー.◆
第二話.. 新潟伝承メンバー 生産本部 練り工程 C.U.
Q1.現在の職種と工程に携わり何年目か教えて下さい
A.現在携わっている練り工程の中でも私は粗練り担当で、メタル・レジン・CRのダイヤとボンドを混合しています。
リードに入社してから35~6年経ちますが、現在の練り工程に携わってからは20年位になります。
Q2.一番辛かったことを教えて下さい
A.常に自分なりに日々の仕事に対して自信を持って作業をこなしていますが、ふとミスをしてしまう時が一番立ち直れ
ないぐらい辛かったです。自分としてはいつも通り作業しているつもりでも、慣れれば慣れるほどミスに気を付けな
くてはいけないと思いました。
Q3.達成感を得られる瞬間は?
A.ふるい作業というものがあるのですが、その中でも落ちづらい全ベタが全てふるい終わった時に、とても疲れる作業
ということもあり凄く達成感を感じます。
Q4.魅力を教えて!
A.他工程はある程度形になった物を加工していますが、練り工程は形になる前の原点になる工程になるので、様々な
ダイヤやボンドを混合し次工程にうまくつなげている事に魅力を感じています。
Q5.次世代へ向けたメッセージ
A.先輩の良い所を学び、常に緊張感を持ち、リードの伝承を受け継いで立派な後継者となり、 リード全体を
盛り上げていってほしいと思います!
<新潟工場:TOPIC>
co-cafeでは、各工程が行っている工法や使っている治工具、注意すべきポイント等を伝承マイスターの皆さん中心に
お話しいただいています。参加していて感じたことは、講師をしてくださった皆さんの改善する力を見習いたいと思い
ました。その中でも、組調・接着の会でのお話が印象に残っています。CR定盤のチップ合わせの際、スライサーで
片方の側面をカットすることでチップ合わせの作業時間が短縮されたという改善です。他の工程の作業でも工夫されて
いたり、こういう改善をしたという話があるので、どんどん吸収して自分自身の知識を広げていきたいと思います。
新潟工場生産本部製造技術課 K.S.
第二話.. 仙台伝承メンバー 開発研究所 試作チーム Y.T.
Q1.現在の職種と工程に携わり何年目か教えて下さい
A.簡単に言うと、研究員のリクエストにこたえる仕事です(何でも屋さんです)。当時の開発研究所所長(S.OB)
から試作ラインを作るぞと言われ、開発研究所の試作係(現 試作チーム)になったのが1998年頃なので、25年目
くらいでしょうか。元々、製造で砥石づくりをしていました。
Q2.一番辛かったことを教えて下さい
A.いろいろありましたが忘れました(笑)
Q3.達成感を得られる瞬間は?
A.大なり小なり研究員のリクエストに応え笑顔をいただいた時です。例えば…予定の納期より早くできた時などです。
Q4.魅力を教えて!
A.新しい製品の開発に携われる事です。現在まで、ELF、CR、DCC、REV、CSD、HAL等、ほとんどの製品開発に
携わってきました。具体的には自分のアイデアを取り入れたり出来る事が魅力です。
Q5.次世代へ向けたメッセージ
A.初代伝承リーダーとして当時の新潟伝承リーダーと相談し、伝承新聞の発行及び伝承ガーデン(The Garden For
Next Generation)の造園をメンバー全員で行いました。残念ながら初代ガーデンはなくなりましたが、仙台工場
の解体工事後に「シン・伝承ガーデン」を造園予定です。お手伝いしたいと思う方はどなたでもご参加ください。
ちなみに…我が家の伝承ガーデンご紹介いたします。
インタビューを受けながら、旧棟を見つめる保行さん…色々な思いが込み上げてきます…
伝承ガーデン 同じく球根を分けて 同じく、種を分けて頂きかわ
のメインであ 頂き育てています。 ゆい花が咲きました。
ったアイスバ ちなみに…土壌がいいとここ
ーグ(白バラ) まで育ちます(高さ約3m、花
の剪定した枝 の直径約30㎝)
を育てました。